「日月神示」より
宗教によるもののみ天国に行くと考える者、自分の教会のみ天国に通ずると思う者、皆悪の眷族ばかり迷うなよ。神から来た教えなら他の教えとも協力して共に進まねばならん。教派や教義にとらわれるのは邪の教え、他の神を拝してはならんという、そんな信仰はそれだけのもの早よう卒業結構。
「シルバーバーチ」より
各宗教はやがて悟るだろう、各宗教は神の真理の一部ずつをもっていて、他の宗教の核心は、また自宗の貴重な本旨と矛盾するものではないということを。
エドガー・ケイシー:御存知アメリカの眠れる予言者
シルバーバーチ:イギリスの降霊会に降りてきた高級霊
私はケイシーとシルバーバーチに興味があります。要するにスピリチュアルに興味があるのですがウィキペディアによると
「スピリチュアリティ(Spirituality)(霊性)とは、霊魂などの超自然的存在との見えないつながりを信じるまたは感じることに基づく、思想や実践の総称である」
ということだそうです。
スピリチュアルは宗教とは違い、団体や組織の形態がありません。宗教は教祖が指導し信者はそれに服従します。月や年の会費、お布施といったものが必要な場合もあります。最も厄介なのがそこから抜け出すことが困難であるということです。たちが悪いものですと脱会届を出しても執拗に信者が説得し、追いかけてくる場合もあるでしょう。
その点、スピリチュアルはただの思想やその実践ですから、教祖を拝むこともなければお金もかかりません。また、思想が変わってしまったら、その瞬間それ(スピリチュアル)を捨てたことになります。この「早い安い旨い」に似たお手軽感が好評で近年注目をあびているようです。
このように言うと、なにやら私が宗教を毛嫌いしているように思われるかもしれませんが、どちらかというと宗教は好物です。しかし、残念ながら宗教には根拠無き盲信が見られ、今一つ納得がいかない部分があります。
キリスト教とて同じです。
元々イエスや釈迦は正しく説いていたのに、長い年月の間に誤解、曲解、捏造によって解釈が分かれ諸宗派に分派してしまった。全てがデタラメならむしろ簡単に消滅するところが、間違いの中にキラリと光る真理や道徳性が残っているために玉石混淆となって永続しているということです。こういった既存宗教の限界を解決するには心霊の世界や法則を正確に知るしかありません。そのためにはケイシーやシルバーバーチの教えは最良かと思います。
占いなどの原理を知るときもそうですが、ある不明瞭なことを見るときに、一方向だけから見ると分かりにくいことも二方向から見ていけば、正確な判断ができると思います。要するにケイシーとシルバーバーチの共通している部分をくみ取っていけば正確なことが分かってくるのではないでしょうか。宗教で心霊の世界を比較的正しく説いているのは結論を言えば、インドの教えだと言ってよいでしょう。キリスト教の国でインドの教えに近いことを説くのですから、余計に信憑性が増すというものです。
ところでケイシーやシルバーバーチは占いについてどう答えているでしょうか。
シルバーバーチの場合
質問:占星術というのは当てになるのでしょうか。
回答:宇宙間のあらゆる存在物は振動しており、その波動が絶え間なく外部へ向けて放たれています。その波動は何らかの影響力を持ち運んでおります。そうしたバイブレーションの働きにも法則がありますから、それを知ることは役に立つでしょう。
この法則性をもった惑星のバイブレーション(波動)を私は一言で「星導」と呼んでいるわけです。それを知ることは役に立つと言ってくれているのは占術家にとっては何よりうれしい限りです。肯定的であると言ってよいでしょう。
ケイシーの場合はどうでしょうか。彼の場合、ご存じの方も多いと思いますがトランス状態に入ったとたん超一級の占星術家と化すのです。
「エドガー・ケイシーのリーディング占星術」より
質問:惑星に影響された我々の傾向や性質をよりよく理解するために、我々の人生に働く惑星の力を研究することは正しいことでしょうか。
回答:正しく研究するのならば、まさにそれは価値のあることだ。では、どのようにすればよいのだろうか。いずれは死ぬ運命をもった人間によって伝えられてきた知識に照らして惑星の力を研究すること、その知識をよりいっそう深めなさい。
こんなにうれしいことはありません。占術研究をするものにとっては最高の言葉です。確かキリスト教では占いは禁止であったはず。私はキリスト教徒ではありませんが何故だめなんだろうかと気にはしていたのですが、溜飲が下がりました。
人は何故生まれてくるのか?この根元的、究極的質問に対し心霊世界に詳しい人は「魂の修行のためです」と答えます。これで正解だと思いますがもう少し詳しく見ていきますと人は神、又は大霊と呼ばれる存在の分霊したもので個々に内在する愛の萌芽を育て上げ、最終的には神との合一を成すことが目的であり、その過程においてこの地球という場所で魂の修行をしている、というのが正確な答えかと思います。
さらに詳しく見ていきましょう。
ケイシーは地上での人生と人生の間の期間を「惑星滞在」と言います。
ケイシーはライフリーディングの際、「この実体(魂)は水星から来た」とか「この実体は天王星から来た」などと言います。もちろんこの三次元世界から見れば惑星は生物の住める場所ではありません。霊的な意味でそこにいたということです。要するに太陽系の惑星が霊界なのです。
仏教の六道輪廻で言えば修羅界は火星、地獄界は冥王星といったところではないでしょうか。シルバーバーチで言えば類魂の最大単位が惑星と考えられます。ケイシーの言う、この惑星の行ったり来たり(「惑星輪廻」とでも呼びましょうか・・・・)の鎖を断ち切って地球(太陽系)を卒業し他の惑星系へ霊的に旅立つことを仏教で言えば解脱し西方浄土(おそらく※アークトゥルス星)へ行くということと考えられます。
注:アークトゥルス星とは牛飼座の一等星、和名は大角星
シルバーバーチが言うには霊界は限りなく上層があるとのことですから、我々の銀河系の最終最良惑星系を卒業しても今度は他の銀河に転生といった具合に際限なく先があるのではないでしょうか。銀河系すらも霊界の一単位かもしれません。
曼陀羅などはそれを表しているようにも感じます。
曼陀羅・・・・仏教(特に密教)において聖域、仏の悟りの境地、世界観などを視覚的・象徴的に表わしたもの。
さてこの惑星滞在を含む地球への再生、一般に言うところの「輪廻転生」はどうすれば終わらせることが出来るのでしょうか?「エドガー・ケイシー地球卒業者18人の過去生」に興味深いことが書いてありました。ケイシーのリーディング総数は14000以上ですが、その中で個人の人生をリーディングしたものをライフリーディングといいます。その数は2500でその内18人が今生をもって地球卒業おめでとう、ということでした。
かなり厳しいです。ほとんどが落第です。おそらく私も落第でしょう。大変申し訳ありませんが、これを読んでいるあなたも、多分落第するでしょう。シルバーバーチの説明ではこの地上界は霊界のレベルで見れば相当低いレベルだそうで幼稚園並と言ったところかと思います。幼稚園を落第しまくっている我々は霊魂としてはかなり出来の悪い存在と言えるでしょう。
釈迦やイエスは相当高い次元から同情して指導のため、やって来たと考えられます。(自分の意志で転生を望む事が出来るらしい)
話がそれましたが、地球を卒業できると言われた18人ですが、いったいどんな聖人聖者かと思えば、意外なことに至って極一般的な人なのです。普通に経済活動をしていますし、異性と結婚し子供のいる人もいます。具体的には医師、弁護士、教師、建築家、エンジニア、ダンサー、女優、主婦、などです。出家して俗世との関係を断ちストイックな生活の中、凄まじい苦行をしている人など一人もいません。
まぁ、確かに釈迦やイエスの域に到達しなければならないとなれば、人類史上いったい何人が卒業できたのかという話しになってしまいます。片手で足りる人数になってしまいます。あまりにハードルが高過ぎて絶望的な気持ちになってしまうところです。
しかし18人ですからやはり簡単に卒業はできません。では、彼らにはどの様な共通点があるのでしょうか。一人を除いて全員、過去生でエジプトを経験しているとか、理想を守り通す意志力がある等ですが、その様な中で絶対条件があります。
それは博愛です。これを修得できれば地球は卒業ということです。しかし言うは易く行うは難しの典型で、結局、皆これを修得できずに死んでいく人がほとんどなわけです。私も今生は無理そうなので来世に期待します。
2006年8月24日、国際天文学連合(IAU)総会で冥王星は惑星から除外され「矮惑星」に分類されることになりました。直前まで冥王星を含め12の惑星に決まる寸前でした。劇的な大逆転とはこの事。まさに冥王星が冥王星である所以を見せ付けてくれたといった感じです。無に帰す。数霊0にふさわしい星です。今後も冥王星には0を担当してもらいます。
読売新聞より
冥王星は、1930年に米国人によって発見されて以来、長く惑星として親しまれてきたため、「惑星格下げ」への反対論も根強い。そうした意見にも配慮して、総会では、冥王星は「矮小惑星」の中でも代表的天体としてその地位を特別扱いすることも決議した。(2007年現在、準惑星という表現になっています)
とのことですから、冥王星は特別なのです。この事をもって太陽系の惑星は完全に確定したと言って良いのではないでしょうか。今後、増えることはまず考えられません。水金地火木土天海の八つに特別扱いの冥王星。
ところで、ケイシーの惑星輪廻では一体どの様な魂が冥王星送りとなるのでしょうか。ちなみにケイシー自身は一つ前の過去世ではギャンブルに狂った男だったそうで、忍耐力を養うため死後、土星送りになったそうです。こう考えるとあまり良い人生を送った人が行きそうな所ではありませんね。冥王星は。
ところで我々はついこの世以外が霊界でこの世とあの世を分けて意識しがちです。しかし実際は、この世は地上界、または物質界と呼ばれる霊界の一階層にすぎないと言われています。そう考えれば地球は太陽系第三惑星であって、太陽系の一惑星に過ぎないこの地球が物質界と呼ばれる霊界ならば他の太陽系の惑星も霊界なのではないかと類推できそうなものですが、声高に主張しているのは私ぐらいでしょうか?
世間のカルマ論は辻褄が合いません。
「殺人を犯した者は殺した人に来世殺される」←この考えはおかしい、無限ループに陥る
カルマ論を考えてみましょう。
・因果律は曲げられない
・この世は原因の世界、あの世は結果の世界
シルバーバーチより
・人間が次の瞬間、何をするかは神すら知らない
エドガーケイシーより
これらを材料にして考えてみましょう。
「因果律は曲げられない」「この世は原因の世界、あの世は結果の世界」とありますので殺人を犯した者は因果応報によって罪を犯した後の余生とあの世で償うと考えます。現世の行動、結果に応じて行く場所が違うのです。そうでなければ何のための階層分けでしょうか。あの世での報いが終わったら転生。
今生、いたらなかった部分は、来世修行し直すためにあの世で先天運としてインプットされて転生します。魂の修行のためです。「人間が次の瞬間、何をするかは神すら知らない」ということですから修行になるのです。一挙手一投足すべてが決まっていたら修行になりません。全宿命説は間違いです。
今生いたらなかった部分は来世に先天運としてインプットされるなら「因果応報」という表現もおかしくはないが、あくまで罰としての報いは余生とあの世で行われるのであって、地上界は魂の向上が主目的で来世は現世の罰を与えるところではない。魂の向上のための試練はあっても「殺される宿命」なるものは有り得ない。
そもそも殺されてしまっては修行のしようがありませんし、殺人犯は殺人という宿命をもって生まれてきたなど考えられません。
今のところ、このように考えています。なぜこの様なことを言うかというとコンクリート詰め殺人の被害者の方をカルマ論を持ち出し悪く言う人がいるらしいのです。それどころか犯人を擁護するような意見すらあるとのこと。いくら何でも酷いと思います。私の考えは違います。
聞くところによれば犯人の一人は精神を病んでしまって社会生活が送られなくなったといいます。さらにもう一人はヤコブ病の様な脳がすかすかになる病気にかかり、これまた社会生活が送られなくなったそうです。ヤコブ病は極まれに自然発生するそうですが、ほとんどが六十代以上だそうで三十前にかかるなど珍しいそうです。神秘否定論者は「ただの偶然だ」で終わらすのでしょうけれども、これが因果応報でなくて何なのでしょうか?ではその他の犯人はどうなのかといえば、このまま天寿を全うする者もいるかもしれませんが、どうであれ死後の行き先は、のたうち回る様な地獄です。(厳密には地獄はないのであるが、地獄的現われは、生前にも、生後にも、また死後にもあり得る。しかし、それは第三者からそのように見えるのであって、真実の地獄ではない。つまり、血の池地獄のような地獄はない)因果律だけは絶対に曲げられないそうですから。あの世で苦しんだ後、生命の尊さを学ぶ先天運をインプットされ、またこの地上に転生するのです。
間違っても義憤に駆られて犯人を殺そうとしてはなりません。「復讐するは、我にあり」です。復讐は神の仕事なのです。
以下は極めて重要なポイントですので記憶してください
「霊の書
」アラン・カーデックより
質問:もし私たちが自分の受ける試練を選ぶ自由を持つとするなら、地上生活で味わう苦難はすべて私たちがあらかじめ選び、予想していたことなのですか。
回答:いや、すべてがその通りとは言えません。みなさんはこの世で起こる事柄のすべてを、その細部にわたるまで選び、予見していたわけではありません。
みなさんは、どんな種類の試練を受けるかの選択をしただけです。
その試練で生じた出来事は、みなさんが選んだ一般的な状況の結果であり、またその試練に対するみなさんの反応の結果です。
霊界の階層を見てみましょう。一般には以下のように言われています。
まず箇条書きにしてみます。
だいたい以上のように言われています。
つまり階層としては天国が三種、霊国が三種、地獄が三種、それらにアストラル界の計10階層。
10階層。10。10・・・・・。
さて、ここで聡い人は何か気付きませんか?
そう、ケイシーですね。彼は惑星が霊界であると説いています。
各界は同心円状との事ですが、これら各界の中心すら同心と考えればまさにそれは太陽系ではありませんか。
という事でまとめますと、
第三天国・・・太陽
第二天国・・・水星
第一天国・・・金星
物質界(地球)→アストラル界(月)
第三霊国・・・火星
第二霊国・・・木星
第一霊国・・・土星
ーーーーーー
第一地獄・・・天王星
第二地獄・・・海王星
第三地獄・・・冥王星
と、なります。
占いとはこれら各霊界の波動(星導)を読み取っていく作業です。
例えば第三霊国の火星の場合
方位・・・南 ←これを使った占いが方位術や家相
数・・・9 ←これを使った占いが数秘術や姓名学
色・・・赤 ←これを使った占いが色相術や風水
等々
占星術は惑星(霊界)をダイレクトに見る占術ということです。
したがって最も重要と言っていいかもしれません。
各界には無数の団体があるといわれています。物質界である地球も「国」という団体でまとまっています。
まあ、国とは少々違うかもしれませんが写しである以上、共通する点もあるでしょう。
つまりスピリチュアリズムで言われている霊界は、我が太陽系の範囲内の事であり、日月神示の三千世界ですらおそらく天の川銀河の事でしょう。
よそにある無数(数千億といわれている)の銀河系まで考慮に入れたらまさに無数です。
宇宙は無意味にあるのではありません。宇宙は霊界なのです。
我々は絶望的に遠い旅を続けているのです。
これでかなり見えてきたのではないでしょうか。
奇麗に整合性がとれています。
帰納が見て取れます。
これぞ梶原流・・・・
日本式表記
第一天国・・・太陽
第二天国・・・水星
第三天国・・・金星
人間界(地球)→精霊界又は中界(月)
第一霊国・・・火星
第二霊国・・・木星
第三霊国・・・土星
ーーーーーー
第一地獄・・・天王星
第二地獄・・・海王星
第三地獄・・・冥王星
地獄を除き外国と日本では第一、第二、第三が逆さまになっています。
これは外国人がレベル1・レベル2・レベル3(数字が大きいほど高位)と感じるのに対し
日本は1・2・3(数字が小さいほど高位)と感じるからです。
地獄は西洋の場合、より悪い方が地獄としてハイレベルなので冥王星が第三地獄。
日本はより悪いほうが低レベルな訳だからやはり冥王星が第三地獄ということです。
まあ大した問題ではありませんが、一応記憶してください。
以上を踏まえた上で以下出口王仁三郎は何と言っているか・・
飯塚弘明氏HPより引用
さて「霊界の組織」と言う事についても、若干ご紹介させて頂きます。
『霊界には神界、中界、幽界の三大境域がある。神界は神道家の唱うる高天原であり、仏者のいふ極楽浄土であり、また耶蘇のいふ天国である。
中界は神道家の唱うる天の八衢であり、仏者のいふ六道の辻であり、キリストのいふ精霊界である。
幽界は神道家の唱うる根の国底の国であり、仏者のいふ八万地獄であり、またキリストのいふ地獄である。』と・・・。
また天国・霊国についても、具体的に沢山お示し下さっているのです。
例えば
『・・・天国の組織は、最高天国が上、中、下、三段に区画され、中間天国がまた上、中、下、三段に区画され、最下層の天国また三段に区画されてある。
各段の天国は、個々の団体をもって構成され、愛善の徳、智慧証覚の度合のいかんによりて、幾百ともなく個々分立し、到底これを明瞭に計算することは出来ないのである。
また霊国も同様に区画され、信と智の善徳や智慧証覚の度合によって、霊国が三段に大別され、また個々分立して、数えつくせないほどの団体の中にも、愛と信と智慧証覚の度のいかんによって、あるひは中央に座を占め、あるひは外辺に居を占め、決して一様ではない。』〔霊界物語 47巻〕』と・・・。
あるいは、「高天原の団体」については、より具体的に、『高天原における団体は、大なるものは10万人もあり、5万人、3万人、1万人、5千人、尠い団体になると4・50人のもある。ゆえに各自の団体の天人は、自分の団体の一人でも多くなることを希望しているから、天国へ上り来る人間に対して、非常なる好感をもって迎える。』〔霊界物語 49巻〕と・・・。
また、『高天原の天界には、地上の世界と同様に住所や家屋があって、天人が生活していることは、地上の世界における人間の生活と相似ているのである。かくいふ時は、現界人は一つの空想として一笑に付し顧みないであろう。それもあながち無理ではないと思ふ。
一度も見たこともなく、また天人なるものは人間だといふことを知らぬゆえである。
また天人の住所なるものは、地球現界人の見る天空だと思ふから信じないのである。
打ち見るところ天空なるものは冲虚なるが上に、その天人といふものもまた一種の気体的形体に過ぎないものと思ふからである。
ゆえに地の世界の人間は、霊界の事物にもまた自然界同様であるといふことを会得することができぬからである。
現実界すなわち自然界の人間は、霊的の何物たるかを知らないから疑ふのである。
地上の現界を霊界の移写だといふことを自覚せないから、天人といへば天の羽衣を着て、空中を自由自在に飛翔するものと思っているのは人間の不覚である。
天人はこれらの人間を癲狂者といって笑ふのである。』〔霊界物語 24巻〕と・・・。
引用終わり
われわれ人間が勝手な想像で「あの世の人は羽衣を着てフワフワと宙を浮いている」と思っていることを知った
あの世の人々は「こいつらバカじゃねーの?」と笑っているそうです。
実際はこの世はあの世の移写だそうです。つまりソックリ。
そして各階層(惑星)からやって来ているので地球は様々な国、状況がある訳です。
アフリカの方では栄養失調でお腹プックリの子供達がいるかと思えば、
アメリカでは栄養過多でお腹ポッコリのオッサンがいます。
お台場に行けばまるで未来都市の様な光景が広がりますが、
東南アジアの大多数は未だ掘っ立て小屋のような所が大半です。
幼稚園の頃から醜悪な面をして平気で人を殴るようなガキもいれば
同情心厚く柔和な者もいました。
前者は低い階層から、後者は高い階層から来たのでしょう。
子供が全員純粋無垢で天使の様なハートだなんて大嘘です。
「この世はあの世の移写」覚えておきましょう。
※この辺りは西洋の霊界通信系を知れば全体の整合性と帰納によってより理解を深めることができるでしょう。
引用
相応の理で、第一天国と、一番底の悪の強い地獄(第三地獄)と相応し、中間の天国は中間の地獄に、最下層すなわち第三天国は一番浅い上層の地獄(第一地獄)に相応して居りますから、第一天国の宣伝使は、最底の地獄へ宣伝に行ってその時智慧証覚が下っても、また忽ち元の通りに向上して来るものです。
この理により、中間天国の宣伝使は上層または中間地獄より行けない。それは宣伝使の智慧証覚が少ないから、最底地獄へ行ったら帰って来られんことがあるからである。
悪の強い処は余程すぐれた人でないと犯されてしまいます。
正宣伝使は第一霊国に、准宣伝使は第二霊国に、試補は第三霊国に相応して居るのであります。
大宣伝使も正宣伝使と同様である。
つまるところ大のついているのは宣伝使の取締というような意味である。
引用終わり
シルバーバーチは一足飛びでこの低レベルな人間界にやって来ることは出来ないと言っています。
彼のいる階層と人間界の中間の階層にいた、3000年前に亡くなったネイティブアメリカンの協力を得て地上に降りてきたのです。かなりリスキーな事なのでしょう。この辺りの話とも辻褄が合います。
このサイトにある全占術の根本理論を梶原流数霊術と称します。