特殊相も見方は同じです。
特殊相その1
木星宮からまっすぐ走る頭脳線の場合
本来は数霊9(+3)といったところですが、木星宮(数霊3)を土台に頭脳線(数霊9)が伸びていることから、数霊63の象意でよいでしょう。
数霊63参照。
手相解説
この相の人は行動力決断力が優れていますのでリーダー的存在になるのが一番です。人の下に付いていては本領を発揮できませんので会社を自ら興し小さくとも大将となるのがよいでしょう。政治の世界に興味があれば入ってみるのも良いかもしれません。
神秘十字
手の平に出る十字紋
言うまでもなく私の両手の平にも出現してきましたが、その時じっくり数ヶ月にわたって観察した結果、まず先に天王宮の方から横線が伸びてきて後から、縦線が交わりました。
したがって主体となるのは天王宮の方から伸びた線と言うことになります。よってこれを数霊変換しますと数霊44になります。
数霊44参照。
手相解説
火星宮の部分に横線が入り土星線と十字を作る場合があります。
これを神秘十字線といい、この相を持つ人は神秘的な体験をしたり霊的な感覚の優れた人です。守護霊の御加護がありますので己の信ずる道に進みましょう。
神秘小十字と直感線
(ア)主要な土星線とは別に単独で小さな十字が出ている場合
これを神秘小十字といい意味は神秘十字とほぼ同じで、こちらは後天的に神秘的なものに対して信仰心を強めた人などに多いです。(実際に、私の手の平に現れたのはこちらの方です。)
もちろん数霊44です。
(イ)また、月宮から水星宮にかけて弓なりに延びる線
これを直感線と言いこれもやはり霊的な感覚や、人並みはずれた直感をもった人です。これらの相をもつ人は占術家や宗教家などにうってつけな人です。
数霊で言えば月(2)イマジネーションから水星(5)の情報へ進みますので2(+5)です。
神秘芸術十字
神秘十字が金星宮の下に単独で出る場合
美が昇華され芸術に変わるわけですから、あくまで主体となるのは金星線と考えられます。したがって、数霊変換しますと76になります。
数霊76参照。
手相解説
これを神秘芸術十字と言い、この相を持つ人は芸術に対して天賦の才があります。美意識に関してはカリスマ的とでもいいますか、常人の能力を遙かに超えた能力を持っていますので迷わず芸術の道へ進むことをお勧めします。ピカソがこの相をもっていたと言われています。
独立紋
冥王宮のところへ×印の様な相が出ている場合
この線は生命線(太陽、数霊1)から冥王宮へ向かう線が下がり、生命線の末端の冥王宮(数霊10)からその線に交差する形で現れます。
すなわち現在の状態をいったん終わり、新しい位に上がること(新生)を表す相なのです。したがって数霊に変換すると91になります。
数霊91参照。
手相解説
これを独立紋と言います。この相を持つ人は会社勤めをするよりフリーランスとして自由に活動する方が向いています。この相は突如として現れることが多く、仕事を知り人間を知り世間を知った人に独り立ちできますよというサインなのです。独立を考えている人はまずここを見るべきです。
尚、ここは雑線が多いので勘違いしないようにしましょう。ある程度の大きさと濃さが有れば独立紋です。
千金紋
天王宮下部から中指に向かって弓なりにでる相
この線は土星線の亜種ですから土星が主体となっていると考えられます。したがって数霊変換しますと数霊58なります。
数霊58参照。
手相解説
この相には二つの説があります。一つは自慰行為にふけっていたり性病にかかっていたりといった性的な線であるといった説で、もう一つは一種の運命線で千金紋と呼ばれる貧困から努力して一気に大金持ちになれるという類い希な大吉相という説です。
前者と後者では大変な違いですが私は二つの理由から後者を支持します。第一にまずこの種の中指に入る美しい線に凶相はありません。第二にそもそも性的なこと、特に自慰行為などをあらわす線なら若い男性の大多数に見られなければなりませんが実際にはほとんどこの相は見られません。よってこの二つの理由から後者であると言えます。