金星線を数霊変換して象意を詳しく見て見ましょう。
金星線その1
(A)金星線が感情線に達している場合
金星線の中で一番よく目にするパターンです。周囲からの人気を得、また程良い満足感のあるお金を得ている状態を表します。数霊で言えば6の象意が作用している状態。
(B)金星線が感情線の下にまで達している場合
これは(A)よりさらに良い状態を表します。(A)の状態が長期間続いているかまたは本人も十分に満足のいく成功をかみしめているか、何れにせよ人気金運ともに充実しています。数霊で言えば6の象意が充実している状態。
以上のことからこの線は、数霊6すなわち金星の星導が強く表れれば表れるほど、線が下に伸びていく傾向が見られます。人によっては月丘(数霊2)に達する場合もあります。月は大衆を表します。
金星線その2
(A)金星線が海王宮から発している場合
海王星の星導を土台としていますので数霊変換すると87となります。
数霊87参照。
手相解釈
この相を持つ人は地味な努力をコツコツと重ね周囲の人から定評を得ている人です。海王星の星導は一言で言えば「信念」です。信念をもって地道に苦労を重ね、成功へつなげるという意味になります。
金星線は本来派手な意味合いが多いのですがこの相は技術者や学者といった主に自分との闘いを必要とする地道な作業をする人によく見られます。派手さはありませんが定評がありますので確実に出世していきそれに伴いお金も入ってくるでしょう。
(B)金星線が土星線を起点に発している場合
土星の星導を土台としていますので数霊変換すると78となります。
数霊78参照。
手相解釈
この相を持つ人は大変幸運な方です。土星線はその人の社会的な活動を現しますが、そこから金星線が出ているわけですから間違いなく仕事が成功し地位や名声、財産といったおよそ考えられる多くの幸福を得ることができるでしょう。
尚、一部の流派を除き基本的には金星線自体に流年は存在しないと考えられていますが、土星線を起点に持つ金星線は土星線の流年を使い開運の時期を知ることができます。ちなみに図の場合およそ30才頃に開運があるでしょう。
(C)金星線が生命線を起点に発している場合
太陽の星導を土台としていますので数霊変換すると51になります。
数霊51参照。
手相解釈
この相を持つ人は絶対有名になります。長年の地味な努力が実り社会が認める相です。特に顕著に現れるのが文筆業を生業にしている方で大きな賞をとったり、出版した本が ベストセラーになったりと、急に有名人となるでしょう。
尚、この線も土星線を起点とした金星線と同様に生命線の流年を使って開運の時期を知ることができます。ちなみに図の場合28才頃に開運があるでしょう。
金星線その3
(A)金星線を起点に土星宮に向かって支線がでている場合
金星の星導を土台に土星の方向へ向かうわけですから数霊変換すると26になります。
数霊26参照。
手相解説
この相を持つ人は大志を抱いた英雄気質ですが常に自分が正義だと思いこんでいるので、やや独善的な傾向がある希な相です。
(B)月丘を起点に金星線に向かって線が出ている場合
月の星導を土台に金星の方向に向かうわけですから数霊変換すると42になります。
数霊42参照。
手相解説
この相を持つ人は第三者からの援助を受け発展開花していくか、素晴らしいイマジネーションを生かして大成するという吉相です。