流年法とは線に年齢を当てはめ、吉凶の時期を知る方法です。
流年の取り方には流派によっていろいろありますが手相そのものが十人十色ですので、なかなか正確にとるのは難しいところがあります。が、コツとしては年齢が上がるにつれ徐々に間隔が狭まってくるということでしょうか。
生命線に関しては人差し指の幅と同じ長さのところが20才くらい、小指の付け根から親指の付け根を図のように直線で結び交差したところを35才くらいにとれば目安となります。土星線は頭脳線と交差したところを35才くらい、感情線と交差したところを52〜53才くらいにとれば目安となります。尚、20才以下の流年はとりようのないところがありますのでここではふれません。
図はあくまでだいたいの位置ですので個人差があることをくれぐれもお忘れなきよう、お願いします。
流年をとることは手相において極めて重要なことと考えます。なぜならば吉凶の時期が分かるか分からないかでは、とるべき行動が違ってくるからです。例えば一年後に事故に遭う相がでている場合と二十年後にでている場合とでは行動が違ってくるはずです。私だったら前者ならばすぐに保険に入りますし、なるべく危険な場所には近づかないようにします。後者ならすぐに行動すべき事は特になしと考えます。この様に時期が分からないと占いとしてもあまり意味が無くなってしまいますのでぜひ流年は覚えて欲しいものです。